今日もまた血液検査とレントゲン検査があったのだが、なんと一番大きかった(X線ではっきり見えていた)癌の大きさが半分程度にまで縮んでいることがわかった。私はなかなか主治医の先生と出くわす機会が無いので、これくらいで普通なのか、それともしげGと抗がん剤との相性が良くて効きが良いのかがわからないが、なんにせよ癌が小さくなっているのはありがたいことである。しげG本人も「完全に消えることは無さそうなんで、癌と共存していくしかないみたいやなぁ」と、ある程度の覚悟は出来ているが、それにしても癌が小さくなるに越したことはないので、このまま効果が進展するようならかなり希望が持てるんじゃなかろうか。
血液検査の結果では、やはり白血球が減っているということで大事を取って個室に移動することになった。これは治療方針として移動するので「部屋代は6人部屋に居た時と同じやからラッキー!」と喜ぶしげGである。確かにTVの音を気にせずにすむ(いちいちイヤホンをせんでも済む)し、周りの音が気になって眠れないこともないし、個室の方が気は楽なようだ。本人は「いったいどこが悪いんか全然わからん」というくらいに元気で食事は毎日美味しく食べているようだ。8年ほど前に別件で入院した時と比べると(業者が変わって)食事がとても美味しくなったというのもありがたい話である。ただ、いくら美味しい入院食でも「たまにはたこ焼きでも食べたいなぁ」と言ってたので、主治医の許可が下りればソースこってりのたこ焼きを差し入れしに行こうと思う。そういえば、こないだまで便秘気味だったのが今は少し下痢気味だとは言っていたが・・・それくらいの副作用なら我慢してもらうしかないか。
というわけで、精神的にも肉体的にも当初の予想を覆してとても良い状態に思えるので、是非このまま良くなっていって欲しいもんである。