木曜日, 11月 30, 2006

来週まで一時帰宅

 体調も問題ないので来週火曜から始まる第2クールの前に一時的な帰宅が許された。かなり長めの外泊となるので気分的にもかなりリラックスできる・・・かな?ともかく、気持ちも身体もリフレッシュして第2クールも元気に乗り越えていってくれることを祈るばかりである。

 さて、しげGは昼前に戻ってきたのだが、早速昨日届いていた桃やミカンや山椒の苗木を植えたり、山にシイタケを採りに行ったりと精力的に動いていた。特に力仕事と言えるほどしんどそうな作業は無かったので手伝いもせずにいた(実際はいつの間にか苗木は植わっていた)が、一応は重病人のはずなのであまりハードな作業はさせないようにせんとあかんねやろなぁ。傍で見てる限りは(髪が一気に薄くなった以外は)本当に健康そのものにしか見えへんねんけど。

水曜日, 11月 29, 2006

第2クールが始まる前に帰宅許可

 来週からいよいよ第2クールの投薬が始まることが決まったのだが、体の調子が落ち着いているので明日から週末にかけては家に戻っても良いということになった。ちょうど桃の苗木が届いたところなので、いそいそとそれを植えているしげGの姿が目に浮かぶ。(そんな汗をかくような運動してもええんやろか?)

火曜日, 11月 28, 2006

髪が一気に薄くなった

 先週あたりからその傾向はあったらしいのだが、昨日・一昨日で一気に髪が薄くなってしまった。風呂に入って頭を洗った時にゴソッ!と抜けて排水溝の周りに溜まった髪の毛を見て「まだこんなにあったんか~」と感心したらしい。まぁ髪の毛が無くても年を考えれば特に不自然な感じは無いんで、本人(と家族)が慣れたら問題なさそうではある。

月曜日, 11月 27, 2006

 年末・年始は家で過ごせそう

 復帰した主治医に聞いたところ、「今のように順調な様子が続くなら年末・年始は家で過ごせるんじゃないか」とのことだった。第2クールの開始を早めるのか、それとも投薬後の症状が安定しているようなら自宅で過ごしても構わないということなのかはわからないが、人気(ひとけ)の無い病院で年を越すのはあまりにも寂しいので何とか家に帰れるようにして欲しいものである。

日曜日, 11月 26, 2006

お雑煮

 今日は何故か家で餅をついたので、しげGへの差し入れとして夕方にお雑煮が配達された。もちろん美味しそうにお雑煮は平らげたのだが、さすがにお餅二つも食べた直後の夕食は少し残してしまったらしい。そんだけ食欲があれば十分か。

土曜日, 11月 25, 2006

しげG、家に帰る

 主治医の先生はまだ戻ってきていないのだが、今日は外出許可をもらって午前10時から午後4時くらいまで家に帰ってきた。お婆さんがとても心配しているので、元気な顔を見せてあげれば安心するだろうというのが一つ、家のお風呂にゆっくり浸かりたいというのが一つ・・・特に農作業なんかをするわけではなかったが、庭や畑を見回ったりして、やっぱり自分の家に居るのは一番のんびりとリラックスできるようである。

 抗がん剤の副作用として「髪の毛が抜ける」ってのがここんとこ現れてきたようで、髪の毛を握ったりするとそのままばっさりと抜け落ちてしまうのでうっかり触らないように注意が必要である。寝ている時に半ば無意識に頭を掻いたりするのはどうしようもないけど。娘曰く「元々惜しいほど残ってへんやん」だが、残り少なくなってきたからこそ、しげGは髪の毛を大切にしたいんじゃなかろうかとも思う。

金曜日, 11月 24, 2006

「外出でも外泊でもご自由にどうぞ」と言われても・・・

 血液検査の結果は全て正常値ということで、代理の先生が言うには「外出でも外泊でもご自由にどうぞ」なのだが、一応来週になって主治医の先生が帰ってきてからもう一度確認しようということになった。体調に問題が無いのなら、第2クールの投薬を少し早めにして年末に確実に家に帰ってこられるようにしてくれへんかなぁ、というのもあるし。

木曜日, 11月 23, 2006

蕎麦打ち?

 しげGは今日も調子良さそうだった。珍しく読書中だったので何の本を読んでいるのかと思ったら、蕎麦打ちの教科書。「年越し蕎麦は手打ちやな」とか言っている。まじめに1クール29日で2クールだと年明けに2クール目が終わることになるのだが、これだけ元気だと2クール目を前倒しにして何とか年末には家に戻ってこられるようにならないもんかと思う。主治医の先生にそこらへんを聞いてみたいとこだが、今週末まで居ないのでまた来週にでも聞いてみよう。(代わりの先生がいまいち頼りないのである)

水曜日, 11月 22, 2006

白血球は復活

 今日も血液検査があったのだが、白血球がほぼ復活したという嬉しい結果がでた。減少した時は1100くらいだったらしいのだが、今日の検査では5700とか5800とかいう高い値になっていたということで、唯一心配だった白血球に関してもこれでひとまずは安心・・・なのかな?

火曜日, 11月 21, 2006

特に何も無し

 特に何事も無く、平穏な一日だった。

月曜日, 11月 20, 2006

血小板は復活傾向だが白血球はまだ少ないまま

 しげGは今日も元気・・・だと思ったら「コシカル(腰痛ベルト)持ってきて~!」と電話があった。どうやら寝転んでばかりなので腰が痛いらしい。トイレ以外は歩くことも無いので腰にキてんねんやろね~。白血球が減っていることもあって、なるべく個室から出ないようにというお達しがあるし、曲がりなりにも病人なので部屋の中で激しい運動をするわけにもいかないし・・・薬による副作用よりも、体調維持のための適度な運動が出来ないことによるダメージの方が大きいというのは喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか。

 さて、今日も血液検査があって、白血球は少なくなったままだが、血小板は復活傾向にあるとのこと。何とか白血球が復活して欲しいもんである。しげG本人の予定では「週末には増えるはず」ということだが・・・もちろん何の根拠もない(^^;

日曜日, 11月 19, 2006

特に何事もなく・・・

 丸一日中冷たい雨が降るうっとおしい一日だったが、しげGは特に体調に変化があったわけでもなく今日も快調に過ごした・・・らしい(^^;

土曜日, 11月 18, 2006

たこ焼き

 食べるモノには特に制限が無いということなので希望通りにタコ焼きを差し入れたら喜んで食べていた。いやほんま、とても癌で入院しているとはおもえないほどに元気いっぱいである。血液検査の結果、白血球だけでなく血小板も減少傾向ということで風邪だけでなく怪我にも気をつけるように言われたらしいが・・・風邪はともかく、個室に入院中に血が出るほどの怪我って無さそうやけどなぁ。

金曜日, 11月 17, 2006

個室に移動&癌が半分くらいに小さくなった?!

 今日もまた血液検査とレントゲン検査があったのだが、なんと一番大きかった(X線ではっきり見えていた)癌の大きさが半分程度にまで縮んでいることがわかった。私はなかなか主治医の先生と出くわす機会が無いので、これくらいで普通なのか、それともしげGと抗がん剤との相性が良くて効きが良いのかがわからないが、なんにせよ癌が小さくなっているのはありがたいことである。しげG本人も「完全に消えることは無さそうなんで、癌と共存していくしかないみたいやなぁ」と、ある程度の覚悟は出来ているが、それにしても癌が小さくなるに越したことはないので、このまま効果が進展するようならかなり希望が持てるんじゃなかろうか。

 血液検査の結果では、やはり白血球が減っているということで大事を取って個室に移動することになった。これは治療方針として移動するので「部屋代は6人部屋に居た時と同じやからラッキー!」と喜ぶしげGである。確かにTVの音を気にせずにすむ(いちいちイヤホンをせんでも済む)し、周りの音が気になって眠れないこともないし、個室の方が気は楽なようだ。本人は「いったいどこが悪いんか全然わからん」というくらいに元気で食事は毎日美味しく食べているようだ。8年ほど前に別件で入院した時と比べると(業者が変わって)食事がとても美味しくなったというのもありがたい話である。ただ、いくら美味しい入院食でも「たまにはたこ焼きでも食べたいなぁ」と言ってたので、主治医の許可が下りればソースこってりのたこ焼きを差し入れしに行こうと思う。そういえば、こないだまで便秘気味だったのが今は少し下痢気味だとは言っていたが・・・それくらいの副作用なら我慢してもらうしかないか。

 というわけで、精神的にも肉体的にも当初の予想を覆してとても良い状態に思えるので、是非このまま良くなっていって欲しいもんである。

木曜日, 11月 16, 2006

白血球が減少傾向

 どうやら白血球が減少傾向にあるようで、一昨日の段階では問題ないレベルだったのだが、今日の話ではこれ以上さらに減っていくようだったら個室に移ってもらうことになるかもしれないとのことだった。今まで順調すぎるほどだっただけにちょっと不安も出てくるが・・・これくらいなら抗がん剤治療としてはまだまだ普通という感じなんだろうとも思う。

水曜日, 11月 15, 2006

血液検査の結果

 少し白血球が減少傾向ということだが特に危険だとかいうレベルでもなく、抗がん剤の投与後には充分許容範囲内・・・なのかな? しげG本人は特に身体の不調を訴えるわけでもなく元気な様子。

火曜日, 11月 14, 2006

しげGは相変わらず元気いっぱい

 しげGは今日もベッドの上で元気一杯。「昨日は今までで一番ぐっすり眠れた」と入院生活にも馴染んできた様子。まだまだ先は長いので病室でリラックスできる方が良いのは言うまでもない。6人部屋に3人入院しているので騒がしすぎることもなく、また寂しすぎるということもなく・・・一人部屋よりもええのかも。

月曜日, 11月 13, 2006

X線検査と血液検査

 今日はX線検査と血液検査があった。X線検査の結果では確かに癌が小さくなっているとのこと。血液検査では白血球もほとんど減っていないらしく・・・体内でも抗がん剤のダメージは少ないようである。効果としてはこれくらいが正常なのか、それとももっと癌が小さくなるのが普通なのかはわからないが、2クール目に移る時には詳しい説明があるはず。

日曜日, 11月 12, 2006

絶好調

 今日のしげGは今までよりもさらに体調が良かったようだ。聞けば、昨日まではそれなりに身体がだるくなる感じがあったらしいのだが、今日はそれもなく「絶好調!」と言ってもいいくらいだった。とてもええ感じやね。

土曜日, 11月 11, 2006

1クール目の投薬が終了

 今日の点滴で1クール目の点滴は終了し、あとは月末まであれこれ検査をしながら経過を見守ることになる。今のところは激しい副作用も無く、昨日までの「熱っぽさを感じる」ことも無くなり本当に体調は絶好調である。ただ、今日になってからは便秘気味というのが出てきた。運動しないので汗もかかないし、ベッドの上に居るだけでは喉も渇かないのかもしれないが、なるべく水分をたっぷり摂るようにしてもらうしかない。

金曜日, 11月 10, 2006

投薬四日目&レントゲン検査・・・なんと?!

 抗がん剤を投薬して四日目になるが、しげGは特に体調不良を訴えることもなく平和に過ごしている・・・と思ったら、どうやら昨日の午後あたりから熱が篭って熱く感じるらしい。特に寝転んでいると背中に熱が篭って熱いとのことで、起き上がって背中をベッドの手すりにもたれさせるようにして通気性を確保して熱が篭らないようにしていた。体温は高くないのだが顔が赤くなって汗をかいている。体内で薬が癌と闘っているということなんだろか? 熱く「感じる」だけで実際に体温が高くなることもなく、他には吐き気や下痢など苦しい類の副作用は何も無いようなのは大きな救いである。このまま元気よく1クール過ぎてくれるといいんだけどな~。

 そんな状況で投薬後初のレントゲン検査があったのだが・・・なんと・・・いきなり癌が小さくなっている!!!らしい。抗がん剤ってそんなに即効性があるもんやったっけ?と不思議にも思うが、それが本当なら喜ばしい話なので素直に信じよう・・・かな?(ぬか喜びは避けたいので確実になってから喜ぶことにしようかという気もないではない)

木曜日, 11月 09, 2006

投薬三日目

 昨日は副作用でシャックリを連発していたが、それを抑える薬を出してもらってからはシャックリは治まり、他に特に何か副作用らしきものもなく、とても快調&快適に入院生活三日目は過ぎていった。ええ感じである。しげG本人は「副作用が無いのは効いてへんのとちゃうか?」などと言ってるが、まさかそんなことは無い・・・よね?(>誰にともなく)

水曜日, 11月 08, 2006

投薬二日目

 副作用が出るなら24時間経過してからという話だったが、投薬を開始して24時間経過してもどうやら大きな副作用は出ていない模様。突然シャックリが出始めたらしいが、それが抗がん剤の副作用かどうかは謎である。

 朝はえらく冷え込んだと思っていたら、家の周りではバケツの水が薄く凍っていた。もうそろそろ本気で冬がやってきそうな気配だが、しげGも風邪にだけは気をつけて頑張って欲しい・・・と言ってる私がマスクして鼻水垂らしてたりするのが情けない限り。(しばらくお見舞いに行けないかも)

火曜日, 11月 07, 2006

いよいよ投薬開始

 今日からいよいよPE療法による抗がん剤の投薬が開始される。薬剤はランダ(シスプラチン)と ラステッド(エトポシド)という標準的なもの。シスプラチンとイリノテカンというより延命効果の高い組み合わせをなぜ使わないのかを確認せねば。たぶん「イリノテカンの副作用が強いから」という答が返ってくるんだとは思うが。

 今まで元気一杯で動き回っていただけに副作用による体調不良などが精神的にもつらいとは思うが、ここはなんとしても乗り越えていって欲しい。


 それにしても・・・太った看護婦が点滴を交換する時にドタバタと大騒ぎしていたのが情け無い。もう少し患者に与える印象ってもんを考えて欲しい。

月曜日, 11月 06, 2006

再入院

 木曜の夜から自宅に戻って4泊した後、いよいよ明日から始まる抗がん剤治療に備えて朝9時に再入院。本人は元気なだけにとても暇そうにしているらしい。

■自覚症状
・大きな咳をすると血が混じることがある。
・背中の筋が張るような気がする。(先生に「どっか痛いとこないか?」と聞かれて無理やり?)

日曜日, 11月 05, 2006

3連休

 しげGは特に自覚症状らしいものがあるわけではなく(咳をすると少し血が混じることがあるだけ)、全く普通に身体を動かしている。この3連休もあれやこれやと農作業(ブドウの枝を剪定したり、あれこれ野菜の苗の世話をしたり)していた。次に戻ってくるのは年末なので、それまでにやれることは済ましておく・・・ということらしい。ほんま、働き者である。

これは秋の始めの芋掘りの様子

木曜日, 11月 02, 2006

一旦自宅に戻る

 しげGはとても元気なので3連休の間は自宅に戻る許可が出た。ただし「絶対に風邪を引かないように!」という強いお達しである。それでなくても抗がん剤治療で肺炎を併発する恐れがあるので風邪を引くのはほんまにヤバいらしい。ちょいと鼻風邪気味の家族(私だが)はこの三日間、なるべくしげGに近寄らないようにしよう。