日曜日, 10月 05, 2008

外泊

 9月頭から始まった抗がん剤治療は濃度を前回の半分に薄めてのものだったが、効果はあったようでがん病巣が小さくなって気管支への圧迫も弱まり、呼吸や食事もかなり楽にできるようになったようである。しげG本人も、「少し歩くと息が切れる」と言いながらも普段の呼吸がつらそうということもなく、たまに痰が切れずにケホケホやってる時に苦しそうなくらい。入院当初と比べたらだいぶマシになっていた。

 濃度が薄いので抗がん剤の副作用もそんなに酷くはなく、髪の毛も抜けないし、本人も体の不調は(動くと息苦しい以外は)特に感じてない様子。「今回の抗がん剤治療が最後」「もう家に帰れないかもしれない」といわれたのが嘘のように体調が良いようなので、この週末は外泊許可をもらって帰ってきていた。

 ここんとこの大雨で田んぼの稲が倒れまくってるのを見たのは精神衛生上良くなかったかもしれないが・・・それでも病院に居るよりは家に帰ってきて、息を切らしながらでも田んぼの周りを歩いたりしてる方がええよなぁ。